YAC VR
越中十八個展「悲しみの果にで、夢の果てに second」
越中 十八 Zyuhachi Koshinaka
【越中十八個展「悲しみの果にで、夢の果てに second」開催!】 この度、越中十八個展を開催いたします。本展では、私・越中が現代社会に向けて投げかける二つの視点をご覧いただけます。 一つ目は、日本やアジアに伝わる風習「冥婚」を題材にしたビデオ作品《冥婚》です。未婚で亡くなった者を死後に婚姻させるこの風習は、一見すると過去の出来事のようですが、そこには価値観や概念といった「見えない正しさ」が、死後の世界にまで求められる現代社会の縮図が潜んでいます。私たちは何をもって「正しい」と判断し、それを他者に、あるいは見えない世界にまで適用しているのでしょうか。 二つ目は、AR(拡張現実)を導入した新たな試みの写真作品シリーズ《checking "checking answers"》です。近年身近になったAR技術を通して見る風景は、「在る」と「無い」の境界を曖昧にし、私たちに目の前の世界への疑いの目を促します。しかし、私たちはその「見せられた情報」を容易に「在る」ものとして受け入れ、行動や思考に影響を受けています。本シリーズでは、AR世界に「答え合わせ」という視点を導入することで、鑑賞者自身の目の前の風景を「見比べ」る体験を提供します。そして、その「答え(正しさ)」自体をもまた、疑うべき対象であるかもしれないという問いへと誘います。 現代に生きる私たちの「眼差し」の向く先を、ぜひご体験ください。
越中十八個展「悲しみの果にで、夢の果てに second」
越中 十八 Zyuhachi Koshinaka
EXHIBITION
越中 十八 Zyuhachi Koshinaka
CLICK TO READ STATEMENT
Profile
越中 十八 Zyuhachi Koshinaka
Koshinaka Zyuhachi
これまで、「集合(集団)」と「個(個人)」の関係性に着目し、偶然または必然によって集まった「個」の集合の中における存在意義や相互作用について、人、花、火、星など、さまざまな素材を用いて写真と映像作品を制作してきました。2007年に発表したシリーズ《echoes》は「UBS Young Art Award」を受賞。以降、越後妻有アートトリエンナーレ(新潟)やWROメディアアートビエンナーレ(ポーランド)など、国内外の国際展に参加し、活動の幅を広げています。
近年では、SNSやメディアによって形成された一つの視点や判断が、実際の事実とは無関係に、あたかも客観的な真実であるかのように社会に定着していく現象に強い関心を抱いています。情報量が飛躍的に増大した現代において、本来多様であるはずの「個」の視点や認識が見過ごされることに疑問を持ち、とりわけ、集団心理の中で曖昧な根拠のまま、思考・言葉・行動が加速度的に同一方向へと流れていく状況に対し、問いを投げかけるような表現を追求しています。
このアーティストの活動を金銭的に支援できます。
※支援金はアーティストの活動資金として還元されます。
アーティストを応援
アーティストへの応援金額を選択してください
選択後、決済画面へ移動します